年が明け、お正月のおめでたいムードの中

能登半島地震、羽田空港での事故⋯と

立て続けに、痛ましい出来事が起こりました。

 

地震の被災地に支援物資を輸送中だった

海上保安庁の航空機の乗組員の方は

5人亡くなったとのことで、本当に残念です。

 

 

日本航空機の乗客367人と乗員12人の方々は

全員機体から脱出したとのことで

本当に奇跡だと思います。

 

367人の乗客をたった12人の乗員で

脱出させることに成功したJALさん

本当に素晴らしいと思いました。

 

 

ただ、今回、貨物室へのペットの預かりが

2件あったとのことで

本当に、やるせない気持ちでいっぱいです。

 

 

飛行機に乗る際

原則として、ペットは手荷物として預けなければいけません。

 

全国で唯一、小型のワンちゃんや猫ちゃんを連れて

客室に搭乗できるサービスを実施しているスターフライヤーさんは

現在は一部の区間のみ対象のようですが

１月１５日から、国内線の全便を対象に

このサービスを始めるそうです。

 

ただ、そのサービスを利用していても

緊急脱出する際は、手荷物を一切持つことができないため

たとえ、一緒に搭乗できたとしても

今回のような事故の場合は

機内に、ワンちゃん・猫ちゃんを

置いていかなければいけないとのことです。

 

 

今回の事故によるペットの件で

改めて『ペットホテル』の重要性を考えさせられました。

 

 

SNSでは

『ペットを飼うなら、家族全員での旅行などは、あきらめるべき。

それが出来ないなら、ペットを飼うべきではない』

というような意見もありましたが

 

冠婚葬祭など、どうしても家族全員で

家を留守にしなければならないこともあるでしょうし

ペットか旅行か、どちらかを選択する

ということが正解⋯というわけではない気がします。

 

 

それじゃあ、どうするのか⋯ということになると

親戚に預かってもらえたり

近所の方がお世話してくれたりする場合以外は

やはり『ペットホテル』を利用していただくのが

飼い主さんにとっても

ワンちゃん・猫ちゃんにとっても

最善策なのかなと思います。

 

猫ちゃんの場合は、ワンちゃんと違って

お散歩などが必要ないですし

環境の変化に敏感なので

お家でのシッターの方が、適しているのかも知れませんが

ワンちゃんの場合は

ペットホテルの方が、安全・安心かと思います。

 

 

『ペットホテルなんて、かわいそう』

『以前、ペットホテルに預けたら、帰って来て、体調を崩した』

という意見も拝見しましたが

 

小さい頃から

保育園などを利用して

『第二の居場所』として認識させてあげていれば

ストレスは、最小限にしてあげられると思います。

 

 

また、普段から、夜寝る時はケージにハウスするようにするなど

ケージに慣らしておくことも

いざ、ペットホテルにあずけるというときの

ストレスを減らしてあげられると思います。

 

 

ペットホテルを利用する際は

お散歩はしてくれるのか？

ケージから出る間隔はどのくらいか？

夜間にスタッフはいるのか？

ごはんは、持参したものをあげてくれるのか？

などを、チェックされることをオススメします。

 

 

これまで、お問い合わせいただいた中で

ケージレスを好まれる方も、いらっしゃいましたが

ドッグスクール・ミッキーでは

夜間、隣の部屋に、私はいるのですが

同じ部屋ではなく、目は届かないので

ワンちゃんの安全のために

ケージにハウスしてもらっています。

 

また、落ち着いて過ごしてもらうためには

他のワンちゃんと距離をとれる空間も

必要かと思いますので

ケージにハウスしてもらっています。

 

ただ、どうしても

ケージにハウスさせると、ストレスを感じてしまうというワンちゃんは

ケージレスで、お預かりしてくれるペットホテルも、あると思いますので

そうした所を探されてみると良いかもしれません。

 

 

また、ドッグスクール・ミッキーでもそうですが

突然のご利用は難しいので

事前に『お試しあずかり』を

利用されることをオススメします。

 

 

 

 

もちろん、みんな、我が家が一番です。

 

たとえ、ドッグスクール・ミッキーのホテルが

楽しかったり、好きだったとしても

お家から離れて泊まることは

どのワンちゃんにとっても

少しは、ストレスになっていると思います。

 

それでも

できる限り、ストレスを最小限にして

お泊まりしてもらいたいという気持ちで

お世話させていただいていますので

安心して、お預けいただけたらと思います。